緊張の朝
月曜日、新しい登校班での通学が始まる。
引っ越し前に新しい班の集合時間と場所は聞いたものの、誰かは全く知らない。いのすけに、「あの辺に住んでる子、知ってる?」と聞いても、「知らない」という返事。どきどきしながら集合場所に向かうと…誰もいない
。
前の班でも、集合時間を5分ほど遅れて出発することはよくあった。気を取り直して何度か様子を見に行くも、誰もやってくる気配はない。おかしいな~
。
時間も時間なので、いのすけを玄関先に待たせて、お世話係のお宅に伺う。と、まだ家にいた。「ごめんね。集合時間、どんどん遅くなっちゃって」と教えてくれた時間は、正式な集合時間より10分ほど遅かった。なんだ~。それなら最初からそう言ってくれれば。。。![]()
ふと見ると、道の反対側で、夫が小学生のお母さんらしき人と話をしている。どうやら自転車に乗って、近所の様子を偵察に行ってたらしい。私に任せておけばいいものを、夫もきっと緊張してるんだな。
世話人さんと一緒に集合場所に行くと、ぽつぽつと集まってきた子供たちは、なんと、男の子ばっかり。なんでも、これまで女の子は1年生の1人だけだったんだって。同級生も、知っている子も1人もいない。いのすけは私の手をずっと握ってて、メンバーが全員集合すると、無言で列に加わった。
「行ってらっしゃい
」
新しい生活の始まり。これから楽しい毎日だといいね。









































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